こんにちは、誠美堂です。
今回は、とても珍しいミントカラーのガーネットの石をペンダントネックレスにおつくりしたお客様の事例をご紹介いたします。宝石のガーネットと聞くと何色を想像するでしょうか？ほとんどの方は「赤色？」「ちょっと茶色っぽい赤？」そんな答えが多いと思います。もちろん正解です。実は、ガーネットにはそれ以外の色も少数ですが存在しています。特に「グリーン系」は数少なく「赤系」ガーネットよりも稀少性が高く、価値も高くなります。今回はその「グリーン系」ガーネットの中でも特に珍しい「ミントカラー」のガーネットでペンダントネックレスをおつくりをいたしました。
珍しいミントカラーガーネット
こちらがお預かりしたミントカラーのガーネットです。素敵な色です！爽やかで涼しげで見ているだけで癒されます。宝石って本当に不思議です。天然の宝石がこの様な優しい色合いで地球奥深くで完成されるとは、とても想像がつかないです。お客様がこちらの宝石に出会った当初、この優しい色と美しいテリ・透明感に惹かれ、一目惚れをされました。「しばらくは石だけで楽しみたいわ」そう仰られて、その際はジュエリー加工はせずにお持ちになりました。ですが、後日「やっぱり見ているだけではなくて身に着けたいわ」とあらためてご来店をいただきました。そうですね。美しいものを身に着けると元気が出ますものね。
デザインのポイント
今回は、ガーネットの存在感を際立たせるために、敢えて出来るだけシンプルなデザインをご提案させていただきました。それでもダイヤを脇役として少し入れるご提案もいたしました。その方が相乗効果でより美しく見えると思います。
完成したミントカラーガーネットのネックレス
出来上がってまいりました！
お～～！美しいですね！息を飲みますね。ミントカラーの優しい美しい色と透明感・テリが際立っています。ダイヤ2石をバチカン（チェーンを通すパーツ）部分にお入れしたのも、とても良かったです。
少し斜めから見るとこの様な感じになっております。
カラーストーンの宝石は、「光を透過させる」ことで、宝石本来の色を美しくを感じることができます。ですので、この様に肌からは少し離して浮くように設計することが重要です。
お客様の声
「石のままでも十分キレイだからそのままでいいわ、と思っていたけれど、こんな素敵に仕上がって嬉しいわ」ととても喜んでいただきました。ケースの中に置いておくよりも、外に出して身に着ける方がずっと多くの光を入れて宝石も輝き、身に着ける方も心湧きますね。私たちもお客様の喜ばれるお顔を大変嬉しく感じました。
宝石を「石」だけでお持ちの方、「どうしたら良いかわからない」という方、ぜひ気軽にご相談なさってくださいませ。
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