こんにちは、誠美堂です。
今回ご紹介するジュエリーリフォーム（リメイク）は、婚約指輪のダイヤモンドとお母様形見のダイヤモンドを合わせてネックレスにリフォーム（リメイク）されたお話しです。幸せを呼ぶ馬蹄形のネックレスにリフォームした事例をご紹介いたします。
大切な思い出のダイヤモンド
35年前にご主人様からいただいたご婚約指輪。画像がピントが合っておらず申し訳ないのですが、とてもキレイなダイヤモンドでした。
こちらはお母様からの立て爪の指環。形見となってしまったそうですが、こちらも大きくとてもキレイなダイヤモンドでした。（こちらもピントが合っておらず申し訳ありません）
どちらも大切な思い出のお品です。
折角なら、両方の石を同時に身に着けること出来たら、とペンダントを希望されてご相談をいただきました。
デザインご提案
娘を想う母からの愛、そして、ご主人様からの愛情 どちらも今のお客様を支えてきてくださった大切な想いだと思います。その想いに応えるように、このダイヤモンドで「幸せを呼ぶ」馬蹄形のネックレスをおつくりになってはいかがでしょうか。
馬蹄形の人気の由来
馬蹄形のジュエリーは古くヨーロッパから伝わりました。馬と馬車が大切な移動手段でしたから馬はとても大切にされていました。馬のヒヅメは人を乗せたり荷物を引いたりすると摩耗してしまうのでそれを防ぐために蹄鉄を着けたそうです。馬の蹄のカタチにそってつくられる蹄鉄はアルファベットのUの字を少しすぼめた様なカタチをしていてます。幸せを受け止めるカタチですね。また馬蹄をつくる仕事は財をなす仕事として「繁栄」のモチーフとされました。日本でもお正月には玄関にしめ縄飾りや門松を飾る様に、ヨーロッパでは古い馬蹄を玄関に飾ったそうです。ジュエリーも早くから馬蹄のカタチをしたネックレスや指輪が人気となりました。幸せを受け止めるカタチであること、そして丸みのあるラインが胸もとを飾るのが人気の秘密です。
完成した馬蹄形ダイヤモンドネックレス
完成したお品はこちらです！いいですね！
婚約指輪の腕に留めてあったダイヤモンドを馬蹄ベースに留めて、大きなダイヤモンドを上、その下にもう一つのダイヤモンドを、チラチラと動く様にセッティングしてあります。今回は石の大きさに合わせて馬蹄ベースから作りこむフルオーダーとなりました。2本の指環を全てこの一つのネックレスに入れた、想いがギュッと詰まった幸せネックレスが完成しました！身に着けるだけで守られている感じがして元気が湧いてきそうです！
想いをカタチにする
きっとご主人様は、35年前に贈ったダイヤモンドを奥様にまた身に着けていただけることで嬉しいお気持ちを感じていただける事と思います。
また天国のお母様も喜んでくださると思います。故人へのもっとも大切なご供養は、その方を「思い出すこと」なのだそうです。
これから鏡を見る度に、キラリと光るダイヤモンドを見ては「やっぱりキレイ！！お母さんありがとう。着けさせて貰ってるね」
そんな風にお母様に語りかける時間こそが大切なご供養なのだそうです。家族の絆がより深まるリフォームになりましたら嬉しいです。
お客様の声
「（フルオーダーでしたので）どんな風に出来上がるのかしら・・・と想像つかない部分も有ったのですが、こんなに綺麗に出来てビックリしました！！」と嬉しいご感想をいただきました！ ありがとうございます。
思い出の指輪がキラキラと輝いて着けられるとご自身にも更にエネルギーに満ちてお過ごし頂けると思います。大切にしてきた指輪にまた手をかけてあげるのは、ご自身の大切な思い出もブラッシュアップするようで、リフォームって本当に素晴らしいことだと思います。
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