SEIBIDO東神奈川店

「形見の指輪、デザインを変えたい」リフォームに成功するデザインポイント

光りを当てるとキャッツアイ効果の出る石をジュエリーリフォーム

義理のお母様から形見にいただいた指輪をなかなかお着けになることが出来ずいらしたF様。いただいた指輪が「サイズが合わない」「リング部分が華奢で似合わない」「リフォームにいくら掛かるか分からない」と悩んでおられたそうです。リフォーム前とリフォーム後で大きくイメージチェンジできたジュエリーリフォームの実例を、デザインの変更ポイントも合わせてご紹介いたします。

お母様世代に流行したデザイン

F様がご相談にお持ちくださったリフォーム前の指輪がこちらです。

お母様世代に流行ったデザインの指輪

ライトがあたると真っ直ぐに光の帯、いわゆる「キャッツアイ」効果が出る石です。光が動くと一緒に光の帯も動いて、とても神秘的です。石の中で内包物が繊維のように並ぶと、この様な「猫の目」のような効果が出て「猫目石」や「キャッツアイ」と呼ばれます。

F様は、「サイズがご自身に合っていない」こと「昔に流行ったデザインなので今風のデザインに変えたい」とお考えだったそうですが「リフォーム金額はどれくらい掛かる?」が判らず、ずっとそのままになっていたそうでした。宝石専門店でジュエリーリフォームの相談ができると聞いて「見積もりだけでも知りたい」と指輪を持ってご来店いただきました。

今風のデザインにするポイント

今までは縦方向に留められていた石ですが、思い切って横向きに石留めをするとイタリアンジュエリーのように大きく雰囲気を変えることができます。石の留め方も「爪留め」から「ふくりん留め」という細かい爪を使わない方法に変えることで、この石の「ツルン」とした美しいフォルムをより際立たせることができます。
リフォーム後のキャッツアイリング
リングの腕はしっかりと重厚感のあるデザインにして、両サイドにダイヤモンド12石を彫り留めで入れてより華やかさを出しました。石の向き、石の留め方、リングボリューム、ダイヤを使うことで大きく雰囲気を変えることができました。リフォームの際には石のクリーニングできましたので石が輝いてより美しいですね。
リフォーム後のアップ画像

①石のカタチが楕円形や長方形の石は、縦より横に使うと今風のデザインに
②カボションタイプの石はフクリン留めで石の丸みが際立つ
③指が長い方、手の大きい方はリング腕をしっかりさせるとバランスが良い
④ダイヤモンドを入れると華やかさが増す

 

言われてみれば「なるほど、そうね」と思うことでも、なかなかご自身でデザインイメージを湧かしていくのは難しいものです。専門店で「あれやこれや」と相談しながらイメージ固めていく過程もまた楽しいものです。

>>> その他のリフォーム例

お客様の声

ご納品の際のF様、リングを見た途端に「わー!綺麗!」と声を上げて喜んでいただきました。石を縦から横に変えて、他の人と被らないデザインであること、ご自身の手にとても似合うと大満足していただきました。ダイヤモンドで輝きが増して心湧くデザインになったと喜んでいただきました。私たちにとっても、とても嬉しい時間となりました。

 

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誠美堂スタッフ
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