こんにちは。ジュエリーの誠美堂です。
馬蹄(ばてい)のカタチのネックレスは幸せを呼ぶというお話はご存知でしょうか?
今日はお手持ちの婚約指輪のダイヤモンドをジュエリーリフォームして馬蹄形ネックレスにされた事例をご紹介いたします。
使っていなかったご婚約指輪
素敵な指輪ですね。ご婚約指輪としていただいたものだそうです。ですがお客様は「引っ掛かるから使っていなかったの」というお話でした。こちらのお客様に限らずダイヤモンドの婚約指輪が日常には「引っかかって使いづらい」という悩みは多くお聞きします。
横から拝見しますと、もっと大きな「鬼爪」と言われるタイプほどには出っ張ってはいないのですが、やはりこの指輪を着けたまま家事は出来なかった、というお話でした。いつのまにかご自身の指サイズも変わりそのままになっている事がずっと気掛りでいらっしゃったそうです。このお悩みはジュエリーリフォームのご提案でお客様に喜んでいただきたいと思います。
ライフスタイルからデザインを考える
お客様から「家事をする機会が多い」「このまま着けないのは勿体ない」「普段使いできるものが良い」というお話を伺いました。そこで指輪ではなくネックレスにすること、普段使いできるようなデザイン、ご自身のテンションが上がるようなものが良いと感じました。お話しをお聞きする中でお客様が午年(うまどし)生まれでいらっしゃることから馬のアイテム「馬蹄形(ばていけい)」に興味をもっておられます。
馬蹄形の人気
馬蹄形のジュエリーは古くヨーロッパから伝わりました。馬と馬車が大切な移動手段でしたから馬はとても大切にされてきました。人を乗せたり荷物を引いたりすると蹄に負荷がかかって摩耗していくのでそれを防ぐために蹄鉄を着けたそうです。馬の蹄のカタチにそってつくられる蹄鉄はアルファベットのUの字を少しすぼめた様なカタチをしていてます。幸せを受け止めるカタチですね。また馬蹄をつくる仕事は需要があり財をなす職業として「繁栄」のモチーフとされました。日本でもお正月には玄関にしめ縄飾りや門松を飾る様に、ヨーロッパでは古い馬蹄を玄関に飾ったそうです。ジュエリーも早くから馬蹄のカタチをしたネックレスや指輪が人気となりました。幸せを受け止めるカタチであること、そして丸みのあるラインが胸もとを優しく飾るのが人気の秘密です。
とても素敵ですね!
気持ちを上げてくれるダンシングネックレス
実は今回のネックレスはただの馬蹄形では有りません。「ダンシングストーン」というタイプで真ん中のダイヤモンドがフルフルと動くように設計されているのです。ここで動く様子までお見せできないのですが、お着けになっているとダイヤモンドの向きがわずかに動くので常にダイヤモンドがキラキラと輝いて見えます。
こちらの画像は少し斜めから撮っていますがダイヤモンドがすっぽりと馬蹄形の中に入っていて、その中でキラキラと常に動く構造になっています。手を洗う時に鏡を見る度は「キラキラッ」「フルフルっ」となるダイヤモンドを見ると気持ちがとっても上がります。ご婚約指輪としていただいたダイヤモンドが今、まさに大活躍です。
「想像以上にキレイで驚きました!」「とっても美しい!」とお客様にも大変喜んでいただけました。ご婚約指輪としてのダイヤモンドですから贈ってくださったご主人様にもきっと喜んでいただけると思います。
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